最近、音楽を聴くときは、ほぼスマホ。ずいぶん昔に買ったがコンポをなかなか処分できず…
理由は、木製のスピーカーが、結構いい音がするのとインテリアとの馴染みもいいから。
だったらコンポだけ処分して、古い木製のスピーカーはワイヤレス化すればいいじゃないか!

使われずに放置されていた古い木製スピーカーが、見事に蘇りました。
Spotifyなどの音楽配信はもちろん、スマホ対応のCDレコーダーを使えば、昔集めたCDも同じスピーカーで楽しめます。
実際に使ってみるとかなり快適だったので、古いスピーカーやステレオの処分に困っている方に向けて、古いスピーカーをワイヤレス化する方法をご紹介します。
古いスピーカーはBluetooth対応アンプでワイヤレス化できる
古いスピーカーには、Bluetooth機能がついていません。
そのため、スマホとスピーカーを直接ワイヤレス接続することはできませんが、間にBluetooth対応アンプを入れることで、スマホの音楽を古いスピーカーから流せるようになります。
仕組みはとてもシンプルです。
スマホ → Bluetooth → Bluetooth対応アンプ → スピーカーコード → 古いスピーカー
スマホからBluetoothで音を飛ばし、その音をアンプが受け取って、スピーカーを鳴らします。
つまり、ワイヤレスになるのはスマホとアンプの間です。
アンプと古いスピーカーは、これまで通りスピーカーコードでつなぎます。
この方法なら、SpotifyやApple Music、YouTubeなど、スマホで再生できる音を古いスピーカーで楽しめます。

Bluetoothは、スマホやイヤホンなどの機器同士を近距離で無線接続する仕組みです。普段ワイヤレスイヤホンを使うのと、基本的には同じイメージです。
なお、昔のコンポや普通のアンプがまだ使える場合は、Bluetoothレシーバーを追加するだけでワイヤレス化できます。
接続は、
スマホ → Bluetoothレシーバー → コンポ・アンプ → スピーカー
という流れです。
たとえば、1Mii B06 Plus のようなBluetoothレシーバーを、コンポやアンプのAUX・LINE IN端子に接続すれば、Bluetooth非対応の機器でもスマホの音楽をワイヤレスで楽しめます。
すでにコンポやアンプを持っている方なら、この方法が手軽です。

また、音にもこだわりたい場合は、ヤマハのプリメインアンプ「A-S301」などの本格的なアンプにBluetoothレシーバーを組み合わせる方法もあります。
一方、我が家のようにスピーカーだけを残して、できるだけ手軽に使いたい場合は、Bluetooth機能を内蔵した小型アンプだけでOKです。
なお、すでに普通のアンプを持っている場合は、Bluetoothレシーバーを追加してワイヤレス化する方法もあります。
接続は、
スマホ → Bluetoothレシーバー → アンプ → スピーカー
という流れです。
例えば、Yamaha A-S301 プリメインアンプと、RCA接続できるBluetoothレシーバーを組み合わせる方法があります。
音にこだわる場合には、こうした本格的なアンプとBluetoothレシーバーを組み合わせる方法もおすすめです。
ただし、アンプとレシーバーをそれぞれ用意するため、それなりに費用もかかります。
これから一から揃える場合や、まず古いスピーカーを手軽に蘇らせてみたい場合は、数千円程度の小型Bluetooth対応アンプから試してみるのがいいでしょう。
今回は、より手軽なBluetooth対応アンプを使う方法で紹介します。
古いスピーカーをワイヤレス化するために必要なもの
- 古いスピーカー
- Bluetooth対応アンプ
- スピーカーケーブル
- バナナプラグ(必須ではないが、あると便利)
木製スピーカー

我が家では、音とデザインが気に入っていた古い木製スピーカーをワイヤレス化しました。
リビングはアンティーク家具で揃えているので、この木製スピーカーは家具との馴染みもよく、気に入っています。
活用するなら、思い出があるものや、デザインが好きで処分できずにいるスピーカーがおすすめです。気に入ったものがなければ、メルカリなどで探してみてもいいかもしれません。
Bluetooth 5.0対応パワーアンプ
Bluetooth 5.0対応アンプは、いろいろありますが、いきなり高いものを買って失敗というのは嫌だったので、超小型の軽量アンプで試してみました。

古いスピーカーをスマホで聴けるようにする目的なら、数千円で購入できる小型タイプでも十分でした。
私が実際に使っていたアンプはすでに販売終了しているため、現在ならBluetooth 5.0で、同じようなタイプの Nobsound NS-01G Pro などが候補になります。
Bluetoothは5.0対応なので、スマホとの接続も安定しやすく、普段使いには十分。100W出力で、一般的な家庭用スピーカーを鳴らす用途にも使いやすいタイプです。
いきなり高価なアンプを用意しなくても、まずはこのクラスの小型Bluetoothアンプから試してみるのがおすすめです。
※購入前に、手持ちのスピーカーのインピーダンスや対応出力は確認してください。
スピーカーケーブル

Bluetooth対応アンプと古いスピーカーは、スピーカーケーブルで接続します。
昔のコンポに使われていたスピーカーなら、赤と黒の端子にケーブルをつなぐタイプが多いです。
すでにケーブルが残っていれば、そのまま使える場合もあります。なければ、一般的なスピーカーケーブルを用意すればOKです。
バナナプラグ

バナナプラグは、スピーカーケーブルの先端に取り付ける端子です。
イヤホンジャックのような感覚で抜き差しできるため、アンプやスピーカーへの接続が簡単になります。
ただし、バナナプラグは必須ではありません。 スピーカーケーブルをそのままアンプやスピーカーに接続できる場合は、なくても問題なく使えます。
バナナプラグを取り付けておくと、スピーカーケーブルの抜き差しが簡単になります。
私は抜き差しが楽な方が良かったので、24K金メッキのNakamichi(ナカミチ)製バナナプラグを使っています。
私が購入した「Nakamichi 24K金メッキ バナナプラグ 8本セット」は現在販売終了となっているため、現在購入するなら、同じような仕様の 「Nakamichi FanLock Excel シリーズ 24K金メッキ バナナプラグ」 が代替候補になります。
10AWG〜18AWGのスピーカーケーブルに対応し、4mmタイプで、アンプやスピーカーへの接続に使用できます。
以前使っていたNakamichi製バナナプラグと、同じ用途で使えるタイプです。
古いスピーカーをワイヤレス化する方法

作業の流れは、次の5ステップです。
- スピーカーケーブルを準備する
- バナナプラグを取り付ける
- スピーカーとBluetooth対応アンプを接続する
- Bluetooth対応アンプの電源を入れる
- スマートフォンとBluetooth接続する
バナナプラグを使わない場合は、スピーカーケーブルを直接アンプにつなげばOKです。
それでは、順番に接続していきます。
手順1:スピーカーケーブルを準備する
スピーカーとBluetooth対応アンプは、スピーカーケーブル(赤黒)で接続します。

スピーカーケーブルは、そのままアンプに接続することもできます。
今回は、抜き差ししやすくするために、ケーブルの先端にバナナプラグを取り付けて使います。
手順2:バナナプラグを取り付ける

写真の赤・黒の端子が、スピーカーケーブルを接続する部分です。
左右のスピーカーそれぞれに赤と黒が1組ずつあります。ここに接続するため、まずスピーカーケーブルの先端を準備していきます。


スピーカーケーブル(赤黒)は、先端の被覆を少し剥き、中の導線をプラグに固定します。
私は、古いスピーカーとコンポを接続していたスピーカーケーブルを使いました。こちらは赤黒ではありませんが、一般的なスピーカーケーブルと同じものです。接続方法も同じです。


Nakamichiのバナナプラグは、カバーを外し、端子部にスピーカーケーブルを差し込んでネジで固定するタイプです。

手順3:スピーカーとBluetooth対応アンプを接続する
スピーカーケーブルを端子部に差し込み、赤と黒の極性、左右のスピーカー(L・R)を確認しながらアンプに接続します。左右とも同じ向きで接続しておきましょう。
「接続が不十分だと音が出なかったり、左右のバランスがおかしくなることがあるので確認してください。」

バナナプラグは、最初は少し固く感じることがあります。向きと差し込み口を確認しながら、まっすぐ差し込みます。

手順4:Bluetooth対応アンプの電源を入れる
スピーカーとの接続ができたら、電源アダプターを差し込み、アンプの電源をONにします。
これでスマートフォンとBluetooth接続できる状態になります。

電源を入れて、左のランプが点灯していることが確認できたら、スマートフォンでBluetooth接続を行っていきます。
※写真のアンプは以前購入した旧モデルのため、USB端子などは現在の製品と仕様が異なります。今回紹介している現行モデルでは、端子の位置や種類が異なる場合があります。
手順5:スマートフォンのBluetooth設定(ペアリング)
【iPhoneの場合】

- iPhoneの「設定」から「Bluetooth」を開く
- Bluetoothがオンになっていることを確認する
- 「その他のデバイス」に表示された接続するアンプ名をタップする
- 「接続済み」と表示されたらペアリング完了
Bluetoothがオフになっている場合は、Bluetoothのスイッチをオンにしてから同じ手順で接続します。
※アンプ名が表示されない場合は、アンプの電源が入っているか、Bluetooth接続待機状態になっているか確認し、少し待ってからもう一度Bluetooth画面を確認してください。
中古の木製スピーカーはどこで買える?
今回は、家に眠っているスピーカーを蘇らせるためにやってみた我が家の方法をお伝えしました。
この記事を読んで、ウッドスピーカーを買いたいと思ってくださった方は、メルカリ、Yahoo!オークション、ハードオフ、トレジャーファクトリーなどのリユースショップで探してみるのもおすすめです。
また、蚤の市や骨董市で、雰囲気のある古い木製スピーカーが見つかることもあります。
「中古スピーカー」「木製スピーカー」「ヴィンテージスピーカー」などのキーワードで探すと、好みのデザインを見つけやすいです。古い木製スピーカーには、今ではあまり見かけないデザインのものもあり、思わぬ掘り出し物が見つかることもあります。
昔集めたCDも古いスピーカーで
スマホ対応CDレコーダーを使えば、CDの音楽をスマートフォンに取り込んで再生できます。
取り込んだ音楽は、
CD → スマートフォン → Bluetooth対応アンプ → 古いスピーカー
という流れで楽しめます。
SpotifyやApple Musicなどの音楽配信だけでなく、昔集めたCDもお気に入りのスピーカーで聴けるようになります。
ロジテックの「スマホでCD」のような、iPhone・Android対応のCDレコーダーが便利です。

「スマホでCD」は、パソコンを使わずにCDをスマートフォンへ取り込めるので、昔集めたCDをもう一度楽しみたいときにも便利です。
まとめ
使わなくなった古いスピーカーでも、Bluetooth対応アンプを使えば、スマホから手軽に音楽を楽しめるようになります。
我が家では、コンポ本体は処分しましたが、気に入っていた木製スピーカーだけを残してワイヤレス化しました。
SpotifyやApple Music、YouTubeはもちろん、スマホ対応のCDレコーダーを使えば、昔集めたCDを楽しむこともできます。
思い出があるもの、デザインが好きなもの、まだ使えるものは、無理に処分しなくても、今の暮らしに合わせて使い方を変えることができます。
家に眠っている古いスピーカーがあれば、一度ワイヤレス化を試してみてはいかがでしょうか。
