ジャーナリングに挫折した私がiPadとGoodnotesで朝5分を習慣にできた話

こんにちは。iPadと過ごす“ひとり時間”が、心のよりどころになっているhibicuraです。

やることが頭にたまっていくと、気持ちまでザワザワしてきませんか?

そういう時は、「紙に書くといい」と言われています。

私は50代まで、ずっと紙のノート派でした。

でも、紙のノートではなぜか続かない、「書いて整理すればいい」とわかっているのに。

何冊もノートを買っては、しばらくして挫折の繰り返し。

気分を上げるために、モレスキン(Moleskine)を買ってみてもまた挫折。

でもある日、iPadと「Goodnotes」という手書きアプリに出会ってから、毎朝の習慣が変わったのです。
60代になって今も、毎朝iPadとApple Pencilを手にとり、5分ほどのジャーナリングを続けています。

ジャーナリングに挫折した私が、なぜiPadとGoodnotesで朝5分を習慣にできたのか、今日はそんなお話をしてみたいと思います。

iPadとGoodnotesを使ってジャーナリングを続けるコツについても詳しく紹介しますね。

紙のジャーナリングに挫折した私が気づいたこと

ノートを開くたびに、なぜか肩に力が入ってしまっていました。
きれいに書かなきゃ、ちゃんと続けなきゃ、と気負ってしまって、
“書くこと”がいつの間にか、心を整える時間ではなく、「ちゃんとやらなきゃいけないこと」になっていたのです。

そんな自分にがっかりして、またやめてしまう。
繰り返すうちに、「私は続けられない人間なんだ」と思い込んでいました。

でも実は、私に足りなかったのは「やさしい道具」だったのかもしれません。

iPadとGoodnotesがくれた、“続けられる書く習慣”

iPadとApple Pencilを手にした最初の日。
Goodnotesを開いて、無地のページに、ただ一行「今日は眠い」と書いてみました。

思っていたよりずっと気楽で、
画面の中に「失敗してもいいスペース」がある気がしたのです。

紙と違って、ページを破る必要もないし、
なんとなく気に入らなければ、すっと指で消せばいい。
書き直せる、戻れる、いつでも白紙に戻せる――
それだけで、不思議と“書いてみよう”と思えるようになりました。

続いた理由は「5分だけ」と決めたから

あれもこれも書こうと思うと、時間も気力も必要になります。
でも、Goodnotesのノートを1ページだけ開いて、
「今、気になることを3つ書くだけ」
「今日の気分を一言書くだけ」
そんなふうにハードルを下げていったら、気づけば毎日続いていました。

5分で終えてもいい。
気が向いた日は10分書いてもいい。
大切なのは、「毎朝、書きたいと思える場所をつくっておくこと」だったのだと思います。

書くことが、朝の気持ちを整える時間に変わった

いまは、朝起きて白湯を飲みながら、Goodnotesを開くのが自然な流れになっています。
「今日は調子が出ないかも」
「やることが多くて落ち着かないな」
そんな言葉をそっと書くだけで、少しずつ気持ちが整っていきます。

うまく書こうとしない。
まとめようとしない。
ただ、そのとき感じたことを、画面の上に置いていく。
それだけのことが、1日の始まりに小さな安心をくれるのです。

おわりに:無理せず続く、iPadジャーナリングのはじめ方

紙のノートでうまくいかなかった私が、
iPadとGoodnotesに出会って「書く習慣」を続けられるようになったのは、
“無理をしない”ことを、自分に許せるようになったからかもしれません。

朝の5分、自分のためにだけ使う、静かな書く時間。
それが、気持ちを整えるための、いちばんやさしい方法になっています。